ユキ「それで?」
アオ「さっき観てた時母親に違和感を感じたんだ。」
アキ「…どんな?」
アオ「……椅子に座ってるから起きてるはずだろ?…なのに…微動だにしないんだ」
ユキ・アキ「…!?」
アオ「眠って居たとしても呼吸音があるはずだろう?それも一切なかった。」
アキ「つまり…操られてるか石化されてるか……もしくは……「死んでる(アオ)」……」
アオ「ユキは響のところへ行ってくれ。響の部屋はこの先の階段を登ってまっすぐ進んだ突き当りの部屋だ。あいつらはまだそこには行っていない。助け出せ。」
ユキ「わかった。助けた後一旦家に連れて行った後合流するな。」
アオ「そうして……いや。合流する必要はない。」
アキ「なんで!?」
アオ「俺らも響のところへ行こう」
ユキ「母親はどうするんだ!?」
アオ「今…死んだことを…確認した…」
アキ「…間に合わなかった……」
ユキ「…響とやらのところへ急ごう」
アオ「…あぁ。」

