どうかこの声あなたに届けて




朝、いつもより早く起きた私は公園に向かっていた


何時に集合とは言ってなかったけど、早めがいいよね……


そんな事を考え、私は歩くスピードを早めた。


でも、いざ公園が見えてくると怖気づいてしまった私はフゥと深呼吸をして公園に足を踏み入れた。



そこには昨日の私と同じようにブランコに座っているいっくんの姿があった。