春輝くんはいっくんに言われたように私を家まで送ってくれた。
「ありがとう。春輝くん!!
私の家、あそこだからここでもう大丈夫。」
「そっか。絵麻ちゃん、俺さ、さっきも言ったけど、いつでも絵麻ちゃんの力になれるから、溜め込む前に俺に言って欲しい。」
「うん、ありがとう春輝くん!
じゃあお言葉に甘えてそうさせてもらうね。」
「おう、じゃあまた明日な!」
そういい春輝くんは背を向けて歩いていった。
私はせめて姿が見えなくなるまで手を振っていようと思い、振っていたら、春輝くんが振り向いて、
「絵麻ちゃーん!明日、一樹とちゃんと仲直りするんだぞー!!」と叫んだ。
「うん!!」そう言うと、春輝くんは軽く手を振りまた歩き出した。
