どうかこの声あなたに届けて


やっと私の教室が見えてきて、私は素早く
その教室に入った。

すると、「「絵麻ぁー!」」
と、里帆ちゃんとまひるちゃんが抱きついて
きて、「「何かあったの??」」と声を荒らげて
興奮気味に言ってきた。


そして、「さっきの授業、絵麻が戻って来ない
からめっちゃ心配したんだよ?!あぁ〜もう、無事に帰ってきて良かった……」


「絵麻ちゃん、だれかに嫌なことでもされ
されたの?もし、なにかされたらまひるに
言って!私がそいつらボコボコにしてやる
から!!」


私は何もされてないのに、私が1時間だけ授業に来れなかっただけで2人ともこの心配様


そうです。2人は私に対する溺愛が
すごいのです……