どうかこの声あなたに届けて


……覚えてるよママ。


私は「うん!」と返事をして家を出た。


後ろからはママの
「いってらっしゃい」という声が聞こえる。


《ママがあんなに笑っていたのは、
私に気をつかわせないためだって分かってる
ありがとうママ……》


私は心の中でそう思った
そして、学校に通える嬉しさから
走っては行けないから早歩きで学校に向かった