どうかこの声あなたに届けて


こんにちは!!
私の名前は、桃井絵麻


この春に高校に入学したばかりのいったって普通な高校1年生!


私は比較的マイペースで、人見知りをしてしまう性格だったため入学する時、友達を作ることが出来るか不安だったけど、私のクラスは優しい人ばかりだったおかげでクラスのみんなとは仲良くなれたし、今では親友と呼べる友達も出来たので、毎日とても楽しい高校生活を送っています!



それと、私の家の向いに住んでる
私の大好きな彼氏の“いっくん”こと
南 一樹(みなみ いつき)君も同じ高校に通っていて、私といっくんはいわゆる幼なじみと言うやつです


そして私は物心つき始めた頃からずっといっくんを1人の男の子として見ていました……



元々、顔の整っていたいっくんを好きになる子は多かったけど、中学生になって、背が伸び、さらにかっこよくなってしまったいっくん。


おまけに明るい性格で頭もよく、誰にでも優しい いっくんの事をほっておく女の子はいなかった……


そんないっくんに比べて私、絵麻はザ平凡女子だったが故にいっくんを好きでも告白する勇気を持つ事が出来なかった……



が、そんな私がいっくんに告白してしまったのには理由があって、可愛い女の子がいっくんに告白している現場になんと私が遭遇!!してしまい、私はその場から逃走


その場から去ろうと必死に走っていっくんの
告白は記憶から抹消しようと思っていた


のですが!!


走った私の後を同じく走って追っかけてきたいっくんに手首を捕まれ、逃げることが出来なかった私は、パニックに陥ってしまい勢い余っていっくんに告白してしまいました


「あぁ、私の初恋さよなら」と思っていたのに


なんと!いっくんからの返事は「OK」。


そうして晴れて私はいっくんの彼女になる事
ができました!!


付き合ってからは毎日とても幸せで、これからもいっくんの隣にずっといられると思っていたのに…………






ただ今、私はいっくんに
お別れを告げられています。