どうかこの声あなたに届けて


すると春輝くんはハァと息を吐いて


「別に怒ってはいないよ。だけど、俺はただ心
配なんだよ。俺は絵麻ちゃんの辛い思いはさせたくないと思ってる。けど、今日の絵麻ちゃんは……と言うより、授業サボった後からの絵麻ちゃんは、全然



笑ってないんだよ……。



絵麻ちゃんは笑えているように思ってるかもしれないけど、なんかいつもの明るい笑顔とは違う……。絵麻ちゃん、今日授業サボっのには何か意味があるんでしょ?

教室に戻ってきた時も、さっき一緒に歩いてた時も思ったけど、ずっと体を引きずったように歩いてる。なんで体、引きずってるの?

ねぇ、答えてよ絵麻ちゃん……ねぇ!!」