ぴぴぴぴ。ぴぴぴぴ。ぴぴぴぴ。ぴぴぴ…ﾎﾟﾁｯ
｢ん"～～｣
私は朝が大っ嫌い。なんで朝ってやってくるんだろうね。低血圧だから何もやる気が起きない。
でも今日は学校がある日だから重たい身体を起こして支度をする。
行くと言っても私の学校は超が付くほどの不良校。だから滅多なことがない限り卒業できる。
なんでそんな所に入ったのかと言うと、真面目な学校よりも不良校にいた方が私も仕事がしやすいから。
ちなみに私はわざと典型的な超ダサ子になっていて、素性を誰にもバレないようにしている。
でも、私の素性を知っている数少ない人がこの学校にいる。それは校長先生と担任だけ。この2人は私達桜戯の先代の総長と副総長だから私とも仲がいい。
だから少しは免除してもらえる。
さぁ、こんな話は置いておいて、学校向かいますか。
