「前も言ったが、ずっとお前お探してた。そして助けてもらったことのお礼を言いたかたった。
でも会いたかったのはそれだけじゃない。
俺はあの時お前に一目ボレをした。
そしてまた必ず会いたいと思った。
だからお前が言い残した『私を超えてみせて。そしたらまた会えるから』という言葉だけを頼りにここまで来た。
……ずっと好きだった。桃晴。」
ま、まってまって、、
告白なんてされたの初めてだしいきなりだったしで頭が混乱している。
あの時助けた蓮がまた目の前に現れて、しかも、私が好きだなんて…
「うるさくて、俺様だし、お喋りだし、周りにたくさん女がいるし見てて腹が立つ。
……でも、たまにみせる優しい所とか笑った顔に私も惹かれていった。
……私も好きだよれっ……ん」
私が言い終わるのを待たずに蓮は少し強引に私にキスをした。
「やっとお前を手にすることができた…」
蓮が少し泣きそうで嬉しそうな顔をしたから私もつられて目の前が少しぼやけた。