私たち桜戯は人を守るための喧嘩しかしない。そう、私達は正当な族なのだ。
総長でもある私は、夜、街に出て太陽から背を向けて歩くしかない人達でもまだどうにか救いようがある人、帰るところがない青年などを見つけて桜戯にいれたり、薬をやっている人を警察に突き出したり…いろんなことをしている。
毎日のように、暗い路地裏から聞こえる悲鳴、助けを求めるか弱い声。
私はそんな人たちをあらゆる"暴力"から助けるために今日もまた、闇の中から聞こえる「助けて」という言葉のもとへ1人で向かう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…