私のお母さんは今天国にいると思う。


お母さんは私を、自分の命と引き換えに産んでくれた。


『私もお母さんの分まで楽しく生きよう!』

お父さんにお母さんがいない理由を聞いた時、とても悲しくなったけどそう思うことが出来きた。



なぜなら、私が寂しい思いをしないようにお父さんは、私にたくさんの愛情を注いでくれたから。



だから私もそんなお父さんが大好きだし、私をお父さんに会わせてくれたお母さんも大好きだ。




私が生まれてから私を第一に考えてくれて、遠慮もしてくれて、一度たりとも泣き言を言ったことがなかったあのお父さんが、唯一私にお願いをしてくれた。頼ってくれた。


私はそれがとても嬉しかった。




お父さんのお願いは"再婚をさせてほしい"だった。


まだ会ったことないけどお父さんが選ぶ人だから多分いい人なんだろうと思って、勿論喜んでおっけいした。








でもお父さん、私たちにとってこれが大きな間違いだったんだよ…