全部、全部話した。
「桐島が嘘をついた理由、か……」
少し考えこんでから、篠田くんは言った。
「好き、とか」
ズキッ…………。
その言葉を聞いた瞬間、胸が苦しくなった。
「桐島くんがってこと?」
「たぶんだけどな。昔、姉ちゃんが家庭教師してて、桐島の家庭教師もしてたって言ってたんだよ。で、いつかは忘れたけど、生徒の1人から告白されたとか、」
「それが桐島くん……」
「いまの状況から考えると、姉ちゃんを忘れるために嘘カノつくったっていうのが一番しっくりくると思うんだよな」
「そっか…………。そっかぁ……」
桐島くんがあんなに切なそうな顔をしてた理由が、恋心からなのだと分かった途端、涙が溢れてきた。
「桐島が嘘をついた理由、か……」
少し考えこんでから、篠田くんは言った。
「好き、とか」
ズキッ…………。
その言葉を聞いた瞬間、胸が苦しくなった。
「桐島くんがってこと?」
「たぶんだけどな。昔、姉ちゃんが家庭教師してて、桐島の家庭教師もしてたって言ってたんだよ。で、いつかは忘れたけど、生徒の1人から告白されたとか、」
「それが桐島くん……」
「いまの状況から考えると、姉ちゃんを忘れるために嘘カノつくったっていうのが一番しっくりくると思うんだよな」
「そっか…………。そっかぁ……」
桐島くんがあんなに切なそうな顔をしてた理由が、恋心からなのだと分かった途端、涙が溢れてきた。

