何も知らない君

次の日も、その次の日も。
珠洲音の御見舞には、誰一人来なかった。

(私の事、誰も心配してくれてないんだなぁ。)

(やっぱり、私に友達なんて、いなかったんじゃないの?)

そんな事を考えていると、自然と涙がこみあげてきた。

「ゔぐっ!」

気持ち悪い。
体調不良。

(何なのよ。)