何も知らない君

〘珠洲音。〙

(何よ。)

〘力を使い過ぎないようにね。〙

(知ってるわよ。)

〘何よ。さっき、眠りこけてたのは誰かしら?〙

(なんか、お母さんみたいだね。あんた。)

〘取り敢えず、今日は心に話しかけないから、少しお休みなさい。〙

(それはそれは、有難う。)

それ以上、幽霊はしつこく何かを言う事は無かった。
私は、少し、力を温存出来た為、その日は何とかやることが出来た。