何も知らない君

〔フフフフフフフフフフフフ。馬鹿だなぁ。こんな幽霊を信じるなんて。ホント、馬鹿な人間。〕

頭の中で響く声。
しかし、その声は、珠洲音に聞こえなかった。
まぁ、珠洲音には、聞こえるはずのないのだが。

「珠洲音さん!珠洲音さん!」

「んがぁ?」

「お、き、て!」

「ふぁぁ?」

「朝の会の途中で寝ないで!珠洲音さん!」

「えっ!」