何も知らない君

ううん。と、珠洲音は首を横に振る。

まさか。
まさか。

(嘘だよ。)

珠洲音は、信じられなかった。
いや。
正確には、信じたくなかったのだった。

1番の友達が、幽霊。
そして、自分に都合が良いから、自分に近づいてきた。

(確かめたい……!)

珠洲音は、決めた。
本当に美月が幽霊なのか、調べる事を。