何も知らない君

珠洲音は聞いた。

もうすぐ。
あと、1ヶ月程で、美月の誕生日だったのを思い出したのだ。

「あたし?うーん。」

美月は、少し考えると、口を開いた。

「今は、、、無いかな!」

「ほー。」

「あー。まさか、あたしの誕生日?」

「………秘密。」

美月は、これ以上聞かなかった。
しつこく何かを聞かないのも、美月の良いところ。