何も知らない君

珠洲音は、叔母さんがいる日しか、安心出来なかった。

だから、叔母さんがいるときだけご飯を食べて、いない日は部屋で持参したお菓子を食べていた。

(あーぁ。いったい、いつまでこんな生活が続くの?)

〈珠洲音ちゃん、此処にいて楽しくないのかしら?〉

(そうだよ。叔母さん。)

あれから何日もの日が過ぎて、珠洲音はかなり痩せ細ってしまった。

(あいつらのせいだ。)

部屋に引きこもりがちになった珠洲音を見て、叔母さんはとても心配した。