そして現在に至る。ただいま6時5分。約束の6時をすぎている。もしかしたら来ないかも。あの約束は私を騙すためのウソだったとか。きっとそうだ。だって私のことを嫌いな彼がクリスマスイブという日に会おうなんて最初からおかしかったんだよ。そう考えると自分が馬鹿らしい。もう帰ろうかな。そして歩き出そうとすると誰かが前から走ってくるのが見える。
あれは…かずだ。私の大好きな人。
あれは…かずだ。私の大好きな人。
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