今日はクリスマスイブ。私、高島雪は駅前のきれいなクリスマスツリーの前に立っている。
さて、なぜ私はここにいるのでしょーか??
それは3日前の彼の一言が始まり。

「あのさ、クリスマスイブに会えねーか?」
そう私に声をかけてきたのは坂本かず。クラスメイトであり、私の好きな人でもある。
彼と私はよく話すがだいだい言い合いになるうるさいコンビ。彼に素直な態度とは逆の態度ばかりとっているので私はかずに嫌われていると思っていた。