けど様子が変だった…

前から左足が痛いと言って自分で買って薬を塗って生活してきた…けれどそれは治らないまま今日を迎えた…

その様子に先に気づいたのはアイだった…
さっきから様子が変だと言って私にいってきた…

前から痛い痛いと言っていた…けど今までとは違う…

冷や汗は出てずっと左足を叩いたり…

それを見て辛くなった私は

「病院に行こ?」

と言ったけど…爺ちゃんは嫌だ嫌だと言って何度も足を叩いて苦しんでいた…

その時に父の従兄弟…マサトが部屋から出てきた…マサトはアイと末っ子のヒビキの父だった…アイとヒビキが小さい頃お義母さんと離婚したらしく爺ちゃんの家で過ごしていた…無職のマサトは小学校の集金もじいちゃんに任せっぱなしのヤツだった

マサトからどうしたのと聞かれて私は

「10分前から左足が痛いって言ってるから、それにいつもと違うから病院に行こって言ってたところだよ」

そういったらマサトは私と同じように病院に行くように勧めた…けれど爺ちゃんは嫌だ嫌だと何度も強請っていた…

その時私たちは無理やり連れていくしかないと思い車イスを持ってくるように私の兄にいった…

そのつぎに向かう病院に電話をかけた…けれどどの病院も爺ちゃん専門の学科がいなかった…

爺ちゃんの症状は悪化していくばかり…