「どーも」 軽く会釈をして、“いつもの席”へと腰をおろした 『カウンターを過ぎて、奥から2番目のテーブル』 これが、私たちのいつもの席 このテーブルだけ小さいけど可愛らしい花が飾られていて、 なんだかわからない、特別な雰囲気がかもし出されている 「まだ高校生になったばっかなのに、もう学校行ってないの??」 私にはオレンジジュース、春にはアイスコーヒーのグラスを置くと、 坂原さんはクスリと笑った