「それで、あんたは人の話も聞かないでなーにを考えていたのかしら?」
激しく揺れ動く世界に、猛烈な吐き気を感じている私。
そんな私をを尻目に、友紀が腕を組みながら仁王立ちをしている。
「な、何って…」
「んんー??」
友紀の顔が私の視界いっぱいに広がる。
「ち、近いっす友紀先輩!」
「さっさと答えなさーい!!」
「ひぃぃぃぃ」
私の平穏な休み時間よ、、
goodbye…
「ふーん、そんなことになってるんだ」
結局、あの後すぐに休み時間は終わってしまい、昼休みの今にいたる。
私と友紀の秘密の場所。
学校の片隅にある階段を上った先にある、図書館裏の小さな空間。
何かふたりきりで話したい時、私たちはここへ来る。
「や、モーニングコールくらいだし」
「普通、彼氏でもないただの人にモーニングコールとかするかー?」
「うっ」
確かに…。
普通で考えたらありえない事だろう。
「莉奈。」
「は、はいっ!」
鋭く光った友紀様の目が私を捉えた。
「あんた、その22歳が好きでしょ?」
「…え?」
友紀は私の肩にドンッと手を置く。
そして、自分の額を私の額に押し当てた。
「ちょ、近いって…」
「誤魔化さないで、私の目を見て」
目を見ろって言われても…
近すぎてピントが合わないんですけど?!
「好きなの?」
「そんなのわかんないよぉ…」
「本当に?」
「うぅ…」
