「う、うるさい!」
「なになにー?莉奈ちゃん照れてるの?」
電話越しでもニヤニヤ顔が伝わってくる。
悔しいけど、鏡を見なくてもわかるくらい私の顔は真っ赤なのだ。
「照れてないもん!」
「…そういうのそそられるねー」
ひぃぃぃ、変態!!
時計の針は深夜3時を過ぎた。
私も古谷さんも布団に入った状態で電話を続けていた。
「俺は膝枕されたいんだよ」
「いきなりなんだよー」
「りなぁー、ひざまくらぁー」
「えー?今度ねー」
2人とも深夜のテンションになっているためネジが外れていく。
古谷さんの甘えた声が可愛くて、ついついニヤけてしまう。
「まじ?今度してくれるの?」
「機会があったらねー」
可愛いなー、まったく。
「じゃあ、膝枕してくれるお礼にお兄さんが莉奈ちゃんを熱くしてあげるよ?」
「…」
前言撤回。
ただの変態でした。
「何言ってんだかー」
「えー?だからー、お兄さんの熱いパトスを莉奈ちゃんのな…」
「ストップストップ!!!」
誰が詳しく説明しろって言った!
…顔が熱いじゃないですか。
