「恋愛相談なら任せてよ!」
飛び切りのスマイルを作る。
先生も力が抜けたように笑った。
「ありがと、助かるよ」
「いえいえー」
「なんか、誰かに言わないと耐えられなくなりそうだったからさ」
ついつい、莉奈を頼っちゃった。
と言って、
少し照れたようにはにかむカレ。
本当にこの人は…。
そんな事言われたら、力になってあげるしかなくなっちゃうじゃん。
「いつでも頼っていいんだぞ」
わざと偉そうに胸を張る。
そんな私を見て先生は爆笑した。
「いやー、そんな胸を張られても」
「なに?貧乳ってこと!?」
「俺は何も言ってませーん」
2人でぎゃーぎゃー言い合っていると、
私の家の近くまできた。
「あ、この辺でいいよ」
「え、家まで送るよ?」
「いいの!お母さんに見つかったら大変なことになっちゃうでしょー?」
あくまで、
表面上は生徒と講師なんだから。
見つかったら大変なことになる。
もちろん、
理由はそれだけじゃないけど。
