「って、私は恋する乙女か!!」
突然道路で大声を出す、変な女子高生に好奇の目が向けられる。
やば、口に出てた!
恥ずかしぃぃぃ…
慌ててケータイを必死で見ているように装い、早足で退散する。
あ、危なかった…
それよりも、返信しなきゃ!
って、ああああああ!!
さっきのドタバタした拍子に既読をつけてしまっている!!
いやいや。
何パニックになってるの!
もともと返信するつもりだったじゃない。
莉奈、しっかりするのよ。
これじゃあ、恋する乙女みたいよ!
「…ふぅー」
気合い混入。
あ、違うか、気合入魂!!
『せんせー、あの写真ちょーだい笑』
よし。完璧…
もはや、ゆるいくらいだけど。
