「まじ?めっちゃ質問するわ!」 「おうよ」 「お待たせー、さ、帰ろっか」 遥香先生が絶妙なタイミングで戻ってきた。 あぶないあぶない。 ひゃっとした私に対して、古谷先生はいつも通りのすまし顔。 やっぱり、こういうことよくしてるんだなー。 ぐっ。 あれ?なんだろ。 一瞬苦しかったような… まあ、気のせいか! 今日は早く帰って寝よ。 ケータイを開いて、『古谷 涼』という名前を見て少しにやけていたことに、私自身は気づいていなかった。