なさい。どうだった?」
亜希が聞く。祐貴は絢美を抱いて、
「嬉しいよ、絢美。やっと素直に言える。外だと演技だからうずうずして…。元気な赤ちゃん産んでね?」
「はい。」
亜希は、
「私は独身ですけど…ま、いいか、喜ばしい事だし。祐貴君、存分に絢美を抱いてあげて下さい。ただ、私の見えない所でして下さい。」
「…すみません。」
史奈は、
「お義兄さん、いいじゃないですか。ねぇ、阿由葉。阿由葉、おいで。お兄さんにありがとうと言うのよ。」
阿由葉はぺこりと亜希に頭を下げる。そして、史奈のところへ。
「よく出来ました。」
阿由葉はご満悦。絢美は、
「お兄ちゃん…。」
亜希は優しく、
「わかっているよ。きちんと公表します。守りますよ。仕事減るかなぁ…妊婦さん二人いるし。でもきちんと対応します。露出を少なめにして、あまり負担かけない程度にレコーディングすればいい。祐貴君、文書を書こうか。」
「はい、書きます。」
パソコンをたちあげる。
そして、マスコミ各社へFax送信。
すると事務所にいくつか掛かる電話。対応する祐貴、亜希、史奈。
一方、麻友美達は、仕事終わりに、ロビーに向かうと、取材陣がコメントを聞こうと待っている。麻友美は皆を止めて、
「電話するわ。」
電話。
「もしもし、祐貴、私らの所にもマスコミ来てるわ。私、正直に言うわ。いい?」
「いいよ。いつかこんな日が来ると思っていたから。姉さんは正直に言って?」
「わかった。」
「お義兄さんいます?」
「いるよ。」
「改めてお話いたします。」
「伝えておくわ。」
「旦那ですね。」
あつきが言うと、
「私が話します。マネージャーはみんなを守って下さい。」
「わかりました。私も聞かれると思いますけど、私は事務所関係者。むやみには話しません。」
ロビー、やはり麻友美達はマスコミ記者達に囲まれる。
「ayaさんの妊娠報道が出ましたけどコメントお願いします。」
「とても喜ばしい事です。」
あつきも、
「お兄さんも一言お願いします。」
「私はSkipのマネージャーですのでコメントは差し控えさせて頂きます。」
と、あつきは対処する。麻友美は、
亜希が聞く。祐貴は絢美を抱いて、
「嬉しいよ、絢美。やっと素直に言える。外だと演技だからうずうずして…。元気な赤ちゃん産んでね?」
「はい。」
亜希は、
「私は独身ですけど…ま、いいか、喜ばしい事だし。祐貴君、存分に絢美を抱いてあげて下さい。ただ、私の見えない所でして下さい。」
「…すみません。」
史奈は、
「お義兄さん、いいじゃないですか。ねぇ、阿由葉。阿由葉、おいで。お兄さんにありがとうと言うのよ。」
阿由葉はぺこりと亜希に頭を下げる。そして、史奈のところへ。
「よく出来ました。」
阿由葉はご満悦。絢美は、
「お兄ちゃん…。」
亜希は優しく、
「わかっているよ。きちんと公表します。守りますよ。仕事減るかなぁ…妊婦さん二人いるし。でもきちんと対応します。露出を少なめにして、あまり負担かけない程度にレコーディングすればいい。祐貴君、文書を書こうか。」
「はい、書きます。」
パソコンをたちあげる。
そして、マスコミ各社へFax送信。
すると事務所にいくつか掛かる電話。対応する祐貴、亜希、史奈。
一方、麻友美達は、仕事終わりに、ロビーに向かうと、取材陣がコメントを聞こうと待っている。麻友美は皆を止めて、
「電話するわ。」
電話。
「もしもし、祐貴、私らの所にもマスコミ来てるわ。私、正直に言うわ。いい?」
「いいよ。いつかこんな日が来ると思っていたから。姉さんは正直に言って?」
「わかった。」
「お義兄さんいます?」
「いるよ。」
「改めてお話いたします。」
「伝えておくわ。」
「旦那ですね。」
あつきが言うと、
「私が話します。マネージャーはみんなを守って下さい。」
「わかりました。私も聞かれると思いますけど、私は事務所関係者。むやみには話しません。」
ロビー、やはり麻友美達はマスコミ記者達に囲まれる。
「ayaさんの妊娠報道が出ましたけどコメントお願いします。」
「とても喜ばしい事です。」
あつきも、
「お兄さんも一言お願いします。」
「私はSkipのマネージャーですのでコメントは差し控えさせて頂きます。」
と、あつきは対処する。麻友美は、


