好きになる理由

_ピーーー

そして後半が始まった。

どんどん時間が進むにつれて


やっぱり違和感がある。

「監督、砂山くん下げませんか」

「なんでだ?」

「だって…」

___砂山 交代


「おつかれ」

監督は砂山くんの肩をポンポンと叩いた

汗が滲んでいる額をタオルで擦った。

私はベンチについた砂山くんの元へ行った。