「長谷川くん、これスポドリ」


疲れてるだろうに汗だくで息が荒れてる


「春日…さんきゅ」

力無い笑顔で微笑む長谷川くんに

私はまたもやどっきゅん。


「長谷川くん、無理してない?」

_シュパッ

綺麗なフォームでボールを蹴った

長谷川くん。見事に入った。


「無理?してるわけないじゃん!」

長谷川くんはこっちを見ずに答えた