砂山くんが転入してきた日から1ヶ月


「あっつい…」


炎天下の日々が続いてます。



下敷きでパタパタと仰ぐ音と


扇風機が回る音。


蝉がなくおと。


すべてが夏の風物詩。


隣にいる砂山くんはすっかり


クラスに馴染み、時折笑顔を


見せるようになった。