「な、なんで…?」

なんでそんなまでしてくれるの…?


「隼人と帆乃ちゃんが、いなくなって

じっとしてられる人がいるかよ」


「…ほんとに、ありがとう」

こういう時に頼りになる人が

いると、安心


「さ、心当たりある?」

学校を抜け出し、とりあえずは

隼人と帆乃がいきそうな場所を

予想した。

公園、プール、パパの職場


でも、すべて違っていた