好きになる理由


「あっ」

会場がざわめいたのと同時に


須賀くんと長谷川くんの、間の


バトンパスの時にバトンが落ちた。


「やばいっ!」

その間に陸上部のエースに抜かされた


長谷川くんはなんとか立て直し、走る


一位との差は5mくらいの時に

砂山くんにバトンが渡った