「ほら、なな。行くぞ」 「おぅよ!」 「なんだよ、それ」 「だって。舞が変なこと言うからっ!」 「お姫様?」 意地悪な顔。 2人して、私をからかうのを楽しんでいる。 「やめてよ、洸ちゃんまで! あ、ほら電車。電車乗るぞーっ!」 「だからなんなの、それ。ななって本当おもしろいよな」 そう言ってお腹を抱えて笑う洸ちゃんを無視して、電車に乗り込んだ。