「びっくりしたよ、ホント」 「だよねー、ごめん」 私だってビックリだよ。 あんなタイミングで記憶を見るなんて。 「私は先生にビックリしたけどねー」 「先生?」 「お姫様抱っこ」 語尾にハートマークが付きそうな言い方をして、舞はニカッと笑った。 「……おっ! お……ひめ……」 ……様抱っこぉ!!? 「あの颯爽とした感じは、正に王子様みたいだったよ」