「先生?」 顔面蒼白。 廊下の壁にもたれた先生は、正にそんな状態だった。 呼吸は荒く、手は小刻みに震え、 何かに怯えるような目をしていた。 ……もしかして。 「先生、血が怖いの?」 否定も肯定もしなかった。 あんなことがあったのに。 弱っている先生を見るのは辛い。