洸ちゃんからは逃げられたが、舞に捕まって全てを吐かされた。
舞の第一声は、
「洸輝くん、とうとう言ったのね!」
だった。
「……舞、知ってたの?」
「知ってたも何も、バレバレだったわよ。
前までは、てっきり菜々美も洸輝くん好きだと思ってたけど」
「だから! 洸ちゃんのことは、幼馴染みとしか思えないんだってば!」
「んー、でも好きな人とは上手くいかなかったんでしょ?」
舞には、先生のことは伏せて、
好きな人とはダメになった、とだけ説明した。
「だったら新しい恋をしなきゃ!
洸輝くんなんか、超優良物件じゃない」
「洸ちゃんのこと物みたいに言わないでよ」
