「だ、大丈夫……」 「強がったってバレバレだから。何年一緒にいると思ってんの。 ……俺には話せないこと?」 「……洸ちゃんのことは信頼してる。でも、なんていうか……上手く話せる自信ない……」 「別に上手く話そうとしなくていい。下手でも俺がちゃんと汲み取るから」 洸ちゃんが、私の手に自分の手を重ねた。 そのまま軽く握る。 緊張した。 恥ずかしくて顔が一気に火照った。 「…………なっ、なんか今日の洸ちゃん変だぞぃ!」 「変なのはななだろ?」