「もう起きて平気なのか?」 「うん、もう大丈夫」 ベッドに腰かけると、洸ちゃんも隣に座った。 距離が近くて少し違和感がある。 洸ちゃんはいつも、私の部屋では床に直接胡座をかく。 近くになんか絶対座らないのに。 「なな、最近元気ないだろ。何かあったか? 俺で良ければ話聞く」 尋ねた洸ちゃんは、こっちを見なかった。 助かった。 そう思ったのは、涙腺が緩んだから。 今、あんまり優しくしないで。 弱ってるから泣きそうだ。