「俺は詳しいとこまで知らないけど、その時から2人の関係が変わってったのかもね。 俺にカミングアウトしてからは、俺の前では隠さずいちゃいちゃしてたし。 もうちょっと気ぃ使えよって感じだろ?」 乱暴な口調で言う直人の顔は笑っていた。 「まあでも、そこまで見せられちゃさすがにいのりのことは諦めがついたし。 ラブラブすぎて嫉妬するどころか微笑ましかったよ」 そこで間が空いた。 冷めてしまったミルクティーを一口飲んで顔を上げると、直人は憂いに満ちた表情で重そうな口を開いた。