今でもあなたが大好きです。





「2人は双子だったんだよ。ちっちゃい時なんかすっげぇそっくりで。
双子のくせに何かあるといのりはいっつもお姉ちゃん面してて。
でも仲は良かったな。いつも一緒にいた」


ああ、双子だったんだ。
だから顔似てたんだな。


「でも中学に入った年にさ、両親を事故で亡くして。しばらく2人とも痛々しくて見てられなかった」



その話にまた衝撃を受けた。
両親を一度に亡くしてしまうなんて。

そんな悲しい記憶、いのりから感じたことはなかった。



「でもある時から変わったんだ。親戚に預けるとか施設に入るとか、そういう話も出てたんだけど全部断って。
『2人だけで暮らすから』って広い実家で2人きりで生活し始めた」