「……なるほどね」 「……はい?」 何がなるほどなの。 さすがに困っていた、その時だった。 「木原っ!!」 慌てた声で私を呼んだ先生が、駆け寄ってきた。 そのまま腕を引かれる。 先生の後ろに隠れる格好になった。 「おい、大丈夫か!」 少し息が荒い。 走ってきてくれたんだ。