奪いとれっ!!

「.....あんたの....せい....じゃない....あいつらは別の.....」


!!


「し、獅倉くん?!気がついたのっ!」


良かった.....良かった。


このまま死んじゃうんじゃないかって思った。


「.....つっ」


苦しそうに彼は体を起こした。


とっさに手伝う。



上半身を起こし壁に体をもたれると、


「.....ふ....ぅ」


苦しみを吐き出すように、大きく息をした。



「平気....じゃないよね。痛い?苦しい?」


「........」


「水、水持ってこようかっ」


「.....ちょっと待てよ」


「何?何?何して欲しいっ?」



「.....だから....静かにしてくれ」


「あっ.....ご、ごめん....」


私は口をつぐんだ。