奪いとれっ!!

「ここからは出られません」


扉の前に立ちふさがった。


”くっ”内心舌打ちすると、私は他の出口を探すために方向転換。



「きゃっ!!」


もう一人の監視役さんに腕を掴まれていた。


「瑠理香様、困ります。我々に手間を掛けさせないでください」


いつの間にか、大久保さんが立っていた。


「さあ、お部屋へ戻りましょう」



.....脱出失敗.....。


この手はもう使えない。次に食事を運んでくるときは大久保さんは更に警戒するだろう。


だとしたら、他に手はないのだろうか.....?


たいした策も見当たらず、私はもとの部屋に入れられてしまった。


.....万事窮す。