奪いとれっ!!

「ここが瑠理香様のお部屋です。バス、トイレはお部屋にございます。食事はわたくしが運びます。後ほどお着替えをお持ちします」


いかにも事務的にそれだけ言うと、大久保さんは出て行った。


”ガチャガチャ”と外から鍵を掛ける音がする。


閉じ込められた....の?



ドアに駆け寄ってノブを回しても、虚しくから回しするだけで開くことはなかった。


内側に鍵穴はない。完全に外からしか開けられない。

これではまるで監禁するために作られた部屋じゃないっ?!




窓はっ?!


窓は開くものの、三か所あるすべてに鉄格子がはまっている。


「ここからの脱出は絶望的」


鉄格子はビクともしない。


.....でも泣くもんかっ!