奪いとれっ!!

またも車に乗せられて、どこかへ向かう。


もう、どうにでもなれ。


私の心は死んだのだから。


堅斗と別れた瞬間、死んだのだから。


抜け殻の体だどうなろうと、
どうでもいい。





────車がついたのは林の中の一軒家。

まったく見覚えがない知らない場所だった。



ここは?


背中を押されるように建物に入る。



「ここはウチで所有しる別荘だ」


遼さんちの別荘?

子供の頃に遼さんちの別荘に行ったことがあるけど、
こことは違うところだった。