奪いとれっ!!

「寒くないか?」


毛布を肩にかけてくれた。


「うん」



暖炉の炎は私たちを優しく照らしている。


堅斗にもたれて炎を見つめる。


.....時間が止まればいいのに。


ずっと堅斗と一緒にいたい。

このままずっと。




「私たち、夫婦?」

なんだか照れちゃう響き。


「誰にも文句は言わせない。だって神様に誓ったからね」


ニッコリ笑う。


「.....うん」




堅斗とずっと一緒にこれからもずっと。


思えば思うほど切なくなってくる。


.....私にはそれが出来ない。


堅斗の顔を見る。


「ん?どうした?」



「.....堅斗」