奪いとれっ!!

「「 ありがとうございました 」」


頭を下げる私たち。


「これで二人は晴れて夫婦です.....仮のね」


お茶目なシスター。



「あのシスター、お願いばかりで申し訳ないのですが.....」


と堅斗。


シスターは『分かってるわ』とばかりにウインクした。


「この時間では電車もないしね。フカフカのベッドはないのだけれど......」



べ.....ベッドぉ?!


恥ずかしさのあまり顔を伏せる。


「バカ、何想像してんだよ。何もしねえよっ」


堅斗に頭をコツンとされちゃった。