奪いとれっ!!

優実さん.....。


「別れちゃダメだよ。あいつを逃すと一生後悔するから」


「はい」


優実さん堅斗のことはもう何とも思ってないのかな?


聞けないよねそんなこと。



「中学時代の堅斗.....モテてました?」



優実さんは豪快に笑うと、


「当然じゃん、いっつも女に囲まれてさ」


だよね。


「.....ただ荒れてる時期もあってさ。堅斗は兄貴を慕ってたから、色々面倒みてた。喧嘩は兄貴仕込み」


『中学時代にお世話になった』って、そのことだったんだ。


ふふ。


私の知らない堅斗の過去がここにはある。



「あの、彼女ってどれ位いたんですか?」


「彼女?.....知らないほうがいいと思うけど」


げっ!


そんなに沢山いたんだ。