奪いとれっ!!

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「兄貴ー、ただいまっ!!」


「おうっ」


やっぱり優実さんの家はラーメン屋さんだった。


「さっ、座って座って」


「は、はい」


カウンターに四人掛けのテーブルが4つ。

よくある街のラーメン屋さん。



私はカウンターに座った。


出汁の良い香りが漂ってくる。


「いい匂い」


「だろー、スープは最高。ウチのラーメンは絶品なんだから」


水の入ったコップを差し出される。